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病気自慢

こんばんは。皆さん、肩こりでツライ思いをしておられませんか?

中学生の頃から肩こりで悩まされていたのですが、今年の3月に異常な痛さの肩こりになり、「これが四十肩というヤツか?」などと思っておりました。左肩が痛むのですが、それも2週間位で止んで、何だったのだろうと思っていたところ、4月に再び激痛。寝ていても痛いし、通勤電車に揺られていても痛い。それが、肩だけでなく、腕も痛くなってきて、指にシビレまで出はじめて。

とうとう先週、整形外科へ行きました。レントゲン写真を撮って、診断は「頸椎症性神経根症」。歳をとると、あちこちガタがくるもので、首の骨のヘルニアのようなものでした。今は痛みも治まっていますが、根本治癒ということは無いようです。

死に至る病というわけでもなく、ただ、痛いだけ。痛みが出ないように、ダマシダマシ過ごしております。基本的に、病院・医院は大好きなので、通うのは問題ないのですが、痛いのだけは厳しいです。皆さま、くれぐれもご用心を。

『高知遺産』が面白そう

先月、高知県で発行された『高知遺産』という本が、地元で大ヒットしているようです。

自費出版で、2,000部発行のこの本、今月中旬に2,000部増刷が決定、6月1日出来とのこと。

こうした本が、各地で出版されると、面白くなるのですが……。

注文は、下記のフォームから。小生も、注文してしまいました。

注文フォーム

「サツキとメイの家」は昭和30年代の家か?

「サツキとメイの家」は、昭和30年代の家でしょうか?

「冷凍マンモス」と共に愛知万博の目玉となっている「サツキとメイの家」ですが、公式ホームページや新聞報道などでは、昭和30年代の家として紹介されています。まさか、あのような家が昭和30年代の典型的な家だと勘違いするような人はいないかとは思いますが、昭和30年代に建てられた家をモデルにしていると間違う人はいるのではないでしょうか。

映画の舞台は昭和30年代の設定で、そのときにすでに、あの「サツキとメイの家」は古びておりました。

建築マニアの間では、あのような形の住宅は「洋館付き住宅」といい、大正から昭和初期にかけて流行した建物です。

そもそもは、明治初期、外国のお客様を迎えるような貴族の家では、家の敷地に迎賓館として洋館を建て、住まいは和館で、その間を渡り廊下でつなぐといった建て方がありました。その後、地方のお金持ちや小金持ちの間でも、玄関横に洋間を作り、応接間や書斎とする建て方が流行ります。個人医院などでも、診察室が入口横の洋間、という例が多く見られます。一般の住宅でも、文化住宅といった呼び方で、洋館付き住宅が建てられます。「サツキとメイの家」も、そうした文化住宅かと思われます。

洋館付き住宅は、今でも各地に多く見られます。

そういった家の入口横には、必ずと言ってよいほど、シュロの木が植えてあります。今では大木となっています。シュロの木を目印に、建物を探すことさえできます。空き地にシュロだけが生えているようなところは、かつて洋館が建っていた場所であろうと想像できます。

「サツキとメイの家」は、洋館がちょっと大きすぎてバランスが悪いのですが、洋館単体では、ステキな建物だと思います。

あなたのご近所にも、きっと「洋館付き住宅」がありますよ。探してみてください。そして、ご報告いただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

「竹筋コンクリート」って、ご存じですか?

「竹筋コンクリート」って、ご存じですか?

近代建築マニアの間では、岩国の「徴古館」という博物館が、昭和20年築の竹筋コンクリート造の建物として有名なのですが、これ以外の現存建築があるかどうかについて、興味を持っています。

実は先月、岩手県の一戸という町で、竹筋コンクリート造の旧銀行の建物に出会いました。確かなことはわかりませんが、竹筋コンクリート造であると伝えられているそうです。

土木系では、橋などで、竹筋コンクリート造のものがいくつか残っています。登録文化財になっている熊本県小国町の旧国鉄宮原線のアーチ橋などがそうです。他にも、九州各地や北海道などで、竹筋コンクリート造と伝えられている橋梁があります。

竹筋コンクリートは、戦前から戦中にかけて、金属不足のために、鉄筋の代わりに竹を代用したもので、そこそこ強度はあるようなのですが、造られてから長い年月が経って、果たして強度が落ちていないのか?

ご近所に、竹筋コンクリートの建物があるという方、ぜひお知らせください。とても貴重な建物です。

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こんにちは。前村と申します。

1995年末より、「前村記念博物館」というウェブサイトを開設しております。そのブログ版ということで、今後、雑記帳的に書き続けていきたいと考えております。

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