豊岡市役所(昭和2年築)。旧豊岡町役場として建てられた建物です。広い敷地の奥に建ち、車寄せがあり、前庭がありという豪華な建物です。中尾さんのHPにある竣工当時の写真を見ると、3階部分と傾斜屋根は後の増築で、当初は中央部が塔屋になっている2階建ての四角い建物だったようです。
日本各地の近代建築探訪など
豊岡市役所(昭和2年築)。旧豊岡町役場として建てられた建物です。広い敷地の奥に建ち、車寄せがあり、前庭がありという豪華な建物です。中尾さんのHPにある竣工当時の写真を見ると、3階部分と傾斜屋根は後の増築で、当初は中央部が塔屋になっている2階建ての四角い建物だったようです。
達徳会館(明治29年築)。豊岡高校の敷地内にある旧校舎です。両袖が付いていたのを、保存のために切って今の形になったものと思っておりましたが、中尾さんのHPにある竣工当時の写真によれば、校舎は別棟で、現在の建物はそのままの形です。豊岡に、このような明治の洋館が残されているとは、全く知りませんでした。
今日、「人名資料室」に「大中肇」を書き加えました。
先月、刈谷を探訪したおり、図書館や郷土資料館の方々に大変お世話になり、「大中肇」をもっと紹介してほしいとのご希望を伺いました。大中肇は、ネット上ではあまり詳しく紹介されておりません。
大中肇という名については、あいにく知りませんでしたが、彼の作品である刈谷の亀城小学校の建物のことは知っておりました。現在、この建物は国の登録有形文化財として登録されており、刈谷市立郷土資料館として保存・活用されています。
郷土資料館で、大中肇の生涯についての30分のビデオを拝見し、ますます興味を持ちました。大変個性的な意匠で、表現主義風と言われています。彼の設計した市川呉服店の彩色図面を見ると、武田五一のウイーンゼセッションの図面に大変似ており、同時代性によるものか、名古屋での武田五一の影響があったのか、興味をそそります。
名古屋市立大学の瀬口哲夫先生のご研究があるそうですので、ぜひ、ネット上に公開して欲しいものです。
中山道沿いで見つけた煉瓦倉庫。大規模な倉庫で、2棟が連なっています。
昨日の運送会社倉庫と同じ敷地にある、住宅兼事務所の建物です。
こちらは、桶川駅前の運送会社の倉庫。屋根飾りが美しいです。
桶川駅前にある農協倉庫。大谷石造で、開口部のアーチ組もしっかりしています。
坂部医院。中山道沿いで見つけました。外壁を新しく改修しておりますが、構造や屋根は旧のままのようです。それにしても、改修方法が惜しまれます。
醸造所の鉱滓煉瓦塀。正面側の荒れ方に比べ、裏側は美しく残っています。曲線が素敵です。
折尾駅前を散策します。折尾駅前に残る、西鉄の高架跡。煉瓦の組が丁寧です。
JR折尾駅(大正5年築)。鹿児島本線高架化にともない、解体のニュースが流れました。何とか残すことができないことか。