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青森県弘前(14)

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旧弘前市立図書館(明治39年築)。青森県指定重要文化財。一時期、民間に払い下げられ、他の場所に移築してアパートとして使われていました。昭和62年に東奥義塾が移転して追手門広場となる際に、かつて建っていた場所の近くに再移築されました。

青森県弘前(13)

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旧東奥義塾外人教師館(明治34年築)。青森県指定重要文化財。昭和62年に東奥義塾が別の場所に移転し、跡地が追手門広場として整備され、この外人教師館がそのまま旧敷地内に保存された形となりました。

青森県弘前(12)

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旧国立第五十九銀行(明治37年築)。国指定重要文化財。現在、青森銀行記念館として公開されています。かつては、日本基督教団弘前教会会堂と同じ通り沿いに建っていましたが、昭和40年代に90度振って一区画奥に移築・保存されました。

青森県弘前(11)

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日本基督教団弘前教会会堂(明治40年築)。弘前城を背にして幹線道路に面して建つ、弘前を代表する教会の建物です。現在のペイント色は、ちょっと浮いている感じがするのは小生だけでしょうか。

旧長崎刑務所の保存要望書が掲載されました

ファイル 1543-1.jpg

先にお知らせいたしました、社団法人日本建築学会九州支部が、株式会社ユニディオコーポレーションおよび株式会社新日本建物宛に出した旧長崎刑務所の保存要望書が、HPに掲載されました。

社団法人日本建築学会
http://news-sv.aij.or.jp/scr/request/teigen.asp
社団法人日本建築学会九州支部
http://wwwsoc.nii.ac.jp/kbaij/hozonyobo/hozonyobo.html

いくら保存要望書を出しても、全ての建物が保存されるわけではなく、逆にあっさりと解体されてしまう建物のほうが多いのが現実です。しかし、何もしないままよりは、建物の所有者がその建物について考える機会となるのではないでしょうか。所有者自身が考えるところからスタートしなければ、保存も何も始まらないのです。たとえ、その建物の所有者が、官であれ民であれ。

小生の感触では、かつては民間所有の建物のほうが壊されてしまう確率が高かったと思うのですが、今は国や地方自治体所有の建物のほうが簡単に壊されてしまう傾向にあるようです。所有者の組織の中に、この建物は壊してはならない、残さねばならない、という志を持つ人物があらわれにくい世の中になっているのでしょうね。悲しいことです。

「お金が無い」という一点だけが、いつも、全ての建物の解体理由となってしまいます。しかし、「お金が無い」ということは、保存に向けての費用が出せないということであって、解体せざるを得ないという理由には、論理的にはならないはずです。「お金が無い」と、「解体せざるを得ない」との間には、何か他の理由がなければ、理屈が通りません。もっと「お金が無い」以外の、何か建設的・積極的な理由で議論をしたいものです。そうすれば、何とか建物を残しながら所有者にとってもメリットのある妙案を探すことができると思うのです。「お金は無い」けれども。

続報の無いまま時間が過ぎて行きますが、旧長崎刑務所解体の進行具合が危惧されます。

青森県弘前(10)

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弘前カトリック教会(明治43年築)。この教会も、以前は住宅地の中に埋もれるようにひっそり建っていたのですが、現在は広々とした敷地に美しくそびえています。

青森県弘前(09)

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弘前昇天教会聖堂(大正10年築)。弘前で計画道路や拡幅工事が活発化する以前、この教会は知る人ぞ知るといった隠れた存在でした。現在は、周囲の建物の立退きもあり、広い通りから駐車場越しに見渡せる、弘前を代表する教会の一つになりました。

青森県弘前(08)

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旧偕行社(明治38年築)。戦後、保育園として使用されていましたが、現在は弘前女子厚生学院記念館として公開されています。

青森県弘前(07)

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旧制官立弘前高等学校外人教師館(大正14年築)。旧偕行社のそばから、弘前大学構内に移築されました。きれいにペイントされた姿は、移築前の姿を思うとまるで別物のようです。

青森県弘前(06)

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旧弘前学院外人宣教師館(明治39年築)。大学の一角に大切に保存されています。

旧長崎刑務所の保存要望書を手渡してきました

台風の通り過ぎた9月7日、日本建築学会九州支部よりお預かりした旧長崎刑務所の保存要望書を、現所有者に手渡してきました。

現在、旧長崎刑務所は、東京に本社のある株式会社ユニディオコーポレーションと株式会社新日本建物の2社が所有しています。

ファイル 1512-1.jpg
株式会社ユニディオコーポレーション
http://www.unidio-corp.co.jp/

ファイル 1512-2.jpg
株式会社新日本建物
http://www.kksnt.co.jp/

近々、日本建築学会九州支部のHPに保存要望書の文面が公開されるかと思います。これでようやく、旧長崎刑務所が学術的にも保存すべき物件であると、公的に示されたということになるでしょう。すでに解体が始まっていますが、旧長崎刑務所の価値を所有者の方々にご理解いただき、保存・活用について検討いただければありがたいと思います。

社団法人日本建築学会九州支部
http://wwwsoc.nii.ac.jp/kbaij/

小生、今回初めて保存要望書を手渡す役を引き受けたのですが、過去の事例を調べてみると、保存要望書の受取りを拒否するような例もあるようなので、受け取ってもらえるかどうかを心配しておりました。無事、受け取っていただけましたので、ひとまず大役を果たすことができました。

あとは、どのような反応があるか、です。良い結果を、期待したいと思います。

青森県弘前(05)

ファイル 1511-1.jpg

正進会館。現在、空手の道場となっています。窓の飾りなどを見ると、軍か学校の講堂だったのではないかと思われます。

青森県弘前(04)

ファイル 1510-1.jpg

弘前消防団西地区団第一分団屯所。前川國男の木村産業研究所を探していて、偶然見つけた屯所です。道がクランクになったところに建っています。

青森県弘前(03)

ファイル 1509-1.jpg

旧弘前消防団第四分団屯所。元弘前警察署紺屋町巡査派出所で、弘前城の真裏に位置します。