漆戸醸造。JR伊那駅のホームから見える、モダンな建物です。
日本各地の近代建築探訪など
漆戸醸造。JR伊那駅のホームから見える、モダンな建物です。
スナックラカン。高遠城下の裏通りで見つけた建物。元は何の建物だったのか、見当もつきません。
高遠閣(昭和11年築)。高遠城址に建ち、国の登録文化財に登録されています。
幸橋(元禄15年築)。国の重要文化財に指定されています。
平戸カトリック教会(昭和6年築)。平戸の町を見下ろす小高い丘の上にそびえ建っています。
九州商船ビル。昨日のO・G・F活魚屋と同じ区画にあります。
O・G・F活魚屋。古い港町には、こうした角の丸い建物をよく見かけます。
平成8年からスタートした国の登録文化財(登録有形文化財)制度ですが、登録総数はすでに7000件を越え、全国的に制度が定着してきたように思われます。海外の事例に比べれば、まだまだ登録数はケタ違いに少ないのですが、少なくとも登録数は着実に増えています。
さて、官報にときどき「登録抹消」の告示が出ることがあり、建物が火事になったのか、解体されてしまったのかと心配になることがありました。実際には、市町村や都道府県、国の重要文化財に指定されること(格上げ)で、登録文化財の登録が抹消される例が多いのですが、今までその実態を掴めずにおりました。
今日、たまたま文化庁のHPで、「登録の抹消について」というページを見つけました。
http://www.bunka.go.jp/bunkazai/shurui/touroku_yukei_masshou.html
このページの情報によれば、平成19年12月5日現在、登録文化財の抹消総数は145件、そのうち、焼失や解体などによる抹消は44件とのこと。この数字、多いのか、少ないのか。小生の感想では、これは予想外に多いと感じました。
小生のHPに登録文化財のリストを公開しておりますが、この抹消情報も加えることにしたいと思います。
(文化庁の方にお会いする度に、登録文化財の抹消理由を明らかにして欲しいとお願いしていたのですが、これで少しは安心できます。)
進徳保育園内の煉瓦蔵。妻側の石材による飾りが珍しいです。
西日本商事ビル。この建物も古いものか迷いましたが、船のイメージを持ち、水平を強調した横一列に並んだ窓などから、戦前の建物ではないかと思われます。
長崎銀行佐世保支店。アーケードの中にあり、少々迷いましたが、コーナー部分や窓回りを見るとやはり古い建物ではないかと思われます。
旧佐世保水交社(明治38年築)。平成9年に、海上自衛隊佐世保史料館として後方の高層棟の一部として公開されています。