旧桐生高等染織学校門衛所(大正5年築)。群馬大学工学部守衛所として現役です。
日本各地の近代建築探訪など
旧桐生高等染織学校門衛所(大正5年築)。群馬大学工学部守衛所として現役です。
旧桐生高等染織学校本館(大正5年築)。現在、群馬大学工学部記念館として大切に保存されています。
一の湯。織物工場の女工さんたちで賑わった銭湯ということです。
森合資会社事務所(大正3年築)。白いタイル貼り、緑青の銅板屋根や飾りが、蔵造りの町並みのアクセントとなっています。
旧北川織物工場事務所(大正5~10年築。昭和3年に洋風に改装)。左隣にのこぎり屋根の木造工場(大正5~10年築)が続いています。現在、無鄰館と呼ばれる芸術家集団工場となっています。
今日の読売新聞埼玉版に、深谷の旧日本煉瓦製造の一般公開のお知らせが出ておりました。1月24日(土)、25日(日)の2日間、午前10時~午後3時、申込み不要で直接現地へとのことです。問い合わせ先は、深谷市教育委員会生涯学習課(048-572-9581)まで。
「国重文の煉瓦工場公開 深谷」(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090119-OYT8T01083.htm
この工場は、東京駅の煉瓦を焼いたことで有名で、国内に現存する数少ない「ホフマン窯」も見学できます。
天気がよければ、小生も見に行こうかと思っています。
【追記】
1月25日、終了間際に駆けつけて見学してきました。
ホフマン窯のイメージとして、シモレンの円形のものを思い浮かべてしまいますが、この旧日本煉瓦製造のものは楕円形でした。しかも、トタンの覆い屋で覆われており、ちょっと残念でした。
24日に約1,500人、25日に約2,000人が見学に訪れたとのことです。教育委員会の方の説明では、今後も公開の機会をつくりたいとのことでした。
「東京駅や日本銀行もここから 窯など一般公開」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0124/TKY200901240065.html
「旧れんが工場 24日から公開 深谷」(埼玉新聞)
http://www.saitama-np.co.jp/news01/23/01.html
ふるた文具。大谷石で覆われた看板建築。少なくとも、石造ではありません。
本町通りの看板建築。あっさりした四角い建物ですが、窓の上に2つのアーチと中央にダイヤの飾りが付いています。
旧矢野倉庫煉瓦蔵(大正9年築)。醤油の醸造業を行なっていた矢野商店の土蔵など11棟の倉庫群の中の煉瓦蔵で、現在、イベントスペース「有鄰館」として活用されています。
桐生倶楽部(大正8年築)。とにかく賑やかな建物です。桐生の大正時代が、どれだけ繁栄していたのかを物語ります。
金善ビル(大正10年築)。商店街の街並みの中で、ひときわ高い建物です。
上毛電鉄西桐生駅(昭和3年築)。JR桐生駅の北500mほどのところにある、かわいらしい駅舎です。
以前にも書きましたが、細々と「ロータリー交差点」の情報収集を行なっております。
>国土交通省のHPによれば、日本では「1934年に日本で初めて東京都の和田倉門交差点に設置されて以来、1941年までに43交差点が整備されました」とあります。
>http://www.mlit.go.jp/road/soudan/soudan_06_07.html
この戦前の43交差点がどこかが、興味の中心です。おそらく、このロータリーは国道に設置されたものと思われます。
最近、2カ所ほど、戦前の旧ロータリーであろうと思われる交差点に出会いました。
・桐生市「錦町ロータリー」
検索してみると、このロータリーには、かつて中央に噴水があったとか。
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・岡山市「柳川ロータリー」
ロータリーではなかったという記載もありますが、周囲の建物はどうも戦前ではないかと思われます。
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この他、岡山市内には次のような旧ロータリーかと思われる怪しい交差点があります。ただ、戦後に整備したような気配もあって、確信は持てません。