宝地区の洋館付住宅。真四角の建屋は、四畳半のお茶室のようでもありますが、おそらくは応接間なのでしょう。
日本各地の近代建築探訪など
宝地区の洋館付住宅。真四角の建屋は、四畳半のお茶室のようでもありますが、おそらくは応接間なのでしょう。
穴切小学校北側にある住宅の門柱。小学校の門柱と同様の趣きを感じます。
旧穴切小学校校門。大正13年に建てた門柱ですが、その時点で創立50周年記念とは驚きです。
日の出の飾りの付いた物件。食べ物屋さんだったのではないかと思われます。
クリーニング白十字。光と同じ形の物件ですが、外壁の仕上げで印象が異なるものです。
光。甲府駅南口で、平和通り右側(西側)の区画を歩いていて見つけた物件。何屋さんだったのでしょうね。
部屋の片付けをしていたら、高校3年のときの作文が出てきました。卒業間際のホームルームの時間に担任の教師が書かせたものでした。卒業後、10年くらい経って、クラス会の場で恩師から渡されたものです。
読み返してみて、「日航ジャンボ機墜落事故」の影響を受けてのものかと思いましたが、調べてみると事故よりも5年前に書かれたものでした。卒業後の生き方について、書いたものです。
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低空飛行の安全性について
ともかくも、現在の飛行機は恐しいほどの高さを飛ぶ。しかも、それはものすごいスピードだ。--それはすなわち何を意味するかと言えば、便利な分だけ危険である、ということではないか。
落ちても死なない方がよっぽど良い。私はそれに決め込んだ。低空飛行は、落ちてもけがをする位だ。乗客全員死亡などという悲惨なことはおこりえない。低く飛ぼう。要は、行き先が同じであることだ。
行き付かないかも知れない、ユックリズム。その間にジェット機は三十往復しているかも知れない。あるいはえらく怠惰で、目的達成後は遊んでいるかも知れない。あるいは、ものすごいせっかちで、次の目的、次の目的と、終わりなく忙しくしているかも知れない。けれども、ユックリズムはマイペース。遊んでいるのでもなければ、なまけているのでもない。しかも、自分を見つめながら行くのである。これこそ最高の旅ではあるまいか。
そんな飛行機会社は商売になる訳がない。--商売をするつもりがないのだ。けれども食いはぐれることもない。つつましやかにも食ってはいける。低空飛行の飛行機会社は、僕一代だけの自己満足である。不安ではあるけれど、つまりは決して自信ではないけれど、絶望もないのだ。小さな飛行場を小きざみに飛んで、しらみつぶしに飛行場を利用して行くのだ。
愛宕山の中区配水施設。「やまなし・まちかど図鑑」の凡苦楽庵さんに教えてもらった地下配水池の出入口上屋です。
蛍橋(昭和4年築)。現在、更地になっている旧富士川小学校のすぐそばです。
旧甲府駅煉瓦倉庫モニュメント。明治36年築のランプ小屋が、このモニュメントになりました。
石和温泉駅駅舎(昭和初期築)。近く、改築の予定とのこと。
旧小林家文庫蔵(明治中期築)。現在、石和町民俗文化財展示館となっています。
装飾の賑やかな看板建築。大通りではなく、横道に入ったところに建っています。「やまなし・まちかど図鑑」によれば、左官屋さんのお宅とか。
掩体壕。すぐそばまで近づける掩体壕は初めてです。思ったよりも規模が小さいのが驚きでした。