近藤歯科医院(昭和2年築)。路地に入ったところで見つけた、黒と白の塗装が特徴的な登録文化財です。
日本各地の近代建築探訪など
近藤歯科医院(昭和2年築)。路地に入ったところで見つけた、黒と白の塗装が特徴的な登録文化財です。
岩田医院(明治42年築)。片山医院と同じ秩父神社の参道に建つ洋館です。
片山医院(明治43年築)。秩父神社の参道の入口に立地しています。
Self Service Store あさや。読書クラブの建物とつながっています。
読書クラブ。「JRC」のロゴの付いたこの大きな本屋さんの建物は、元々は何の建物だったのでしょう?
上石商店(大正初期築)。旧秩父国際劇場の隣に建つ、ステンドグラスがふんだんに付いた贅沢な建物です。
旧秩父国際劇場(昭和初期築)。大規模な映画館でしたが、現在は上石建材の倉庫として活用されています。
カフェ・パリー(昭和2年築)。安田屋の隣に建つ登録文化財。
安田屋(昭和5年築)。小池煙草店の斜向かいに建つ現役のお肉屋さんで、登録文化財。
旧大月旅館別館(大正15年築)。小池煙草店の向かい側に建つアールデコの建物で、登録文化財。
小池煙草店(昭和9年築)。この建物を見るために、秩父に行きました。秩父神社への参道の途中で、この建物のある交差点の三隅が登録文化財です。
越生織物会館(昭和5年築)。越生といえば「越生梅林」くらいしか知りませんでしたが、こんな立派な建物があったとは。老朽化により近く解体の予定です。解体を前に5月11日まで一般公開が行なわれ、小生も最終日に見学させてもらいました。2階は80畳敷の畳の大広間で、地域の公会堂的な使われ方をしていたそうです。老朽化とのことですが、確かに雨漏りがしてその影響でところどころ傷んではおりますが、まずは屋根さえ直せば後は少しずつ時間をかけてでも補修を続けていくことは可能だと思います。こうした建物の保存問題の際はいつもそうなのですが、修復には何千万円もかかるので保存を断念といった話になるのですが、建物を残すという意志さえあれば、少ない費用でも少しづつ直していけば良いのです。建物の価値が正当に評価されていないということなのでしょう。残念でなりません。
(9,954歩)
旧本庄商業銀行倉庫(明治27年築)。現在、ローヤル洋菓子店の店舗・工場として活用されています。こうした食品工場への転用例は、珍しいのではないでしょうか。近代建築転用の成功事例として、大いに評価したいと思います。改めて見ると、隣町の岡部農業協同組合の建物と似ています。
(11,317歩)
旧岡部農業協同組合。「日本赤煉瓦建築番付」で前頭に掲載されている建物ですが、どう調べても情報が得られず、深谷市教育委員会(岡部町は深谷市と合併)に問い合わせ現存を確認、そして今回やっと訪ねることができました。窓が割れ、老朽化も著しい状況ですが、本格的な煉瓦建築であり、ぜひ保存・活用すべき物件です。
仲間うちでは「カッパの顔」だと評判だったのですが、いかがでしょうか(笑)。
追記
「日本近代建築総覧」によれば、この建物は、大正4年築の旧岡部村役場とのことです。
(8,788歩)