百五銀行大門町支店(大正13年築)。旧四日市銀行津支店の向かいにあり、現在は建替えにより中央入口部分のみが保存されています。
日本各地の近代建築探訪など
百五銀行大門町支店(大正13年築)。旧四日市銀行津支店の向かいにあり、現在は建替えにより中央入口部分のみが保存されています。
旧四日市銀行津支店(大正11年築)。アーケードに覆われて全貌が見えません。現在、大門オーデンビルというテナントビルとして現役です。
河崎町のバス通りに建つ事務所建築。入口両側のアールが、何とも時代を現しています。
播田屋本店の看板建築。播田屋は、河崎町にある老舗の和菓子屋さんです。
吹上町で見かけた煉瓦タイルの蔵。煉瓦蔵かと思いましたが、どうもRC造煉瓦タイル貼りのようです。
おかげ横丁灯りの店。三重県芸濃町椋本にあった旧郵便局の建物を移築したものとのことです。
旧伊勢神宮司庁庁舎(明治36年築)。伊東忠太の設計で、現在は神宮道場として使われています。
神宮農業館(明治38年築)。リニューアルがなされ、とても綺麗な建物になりました。
神宮館徴古館(明治42年築)。宮廷建築の多くを手掛けた片山東熊設計による、シンメトリーの堂々とした建物です。
神宮文庫(大正14年築)。皇学館大学の敷地内に建つ図書館です。
旧皇学館大学本館(大正8年築)。平成19年に再移築・全面的改築し、皇学館大学記念館となっています。登録文化財。肥大化した唐破風の車寄せばかりが目についてなりません。
近鉄宇治山田駅(昭和6年築)。テラコッタで賑やかに装飾された高架駅とは思えない長い長い駅舎で、登録文化財に登録されています。
旧山田郵便局電話分室(大正12年築)。現在、フランス料理店ボンヴィヴァンとして活用されています。東京中央郵便局や大阪中央郵便局の設計者である旧逓信省営繕課の吉田鉄郎設計の建物で、登録文化財に登録されています。ちなみに、この建物の本局である旧山田郵便局は明治村に移築され、重要文化財に指定されています。
山田館(昭和3年築)。駅前通りにそびえる木造3階建ての旅館で、登録文化財です。
商店街で見つけた看板建築。中央上部のアールが、微妙にカクカクしています。
旧鳥羽小学校(昭和4年築)。RC造のこの建物は、港を見下ろす鳥羽城跡の高台に建っています。鳥羽小学校は2009年1月に新築・移転し、この旧校舎の保全・活用が検討されています。
旧那須写真館。明治35年に開業した志摩郡第一号の写真館とのことです。この下見板張りの建物自体は、戦後の建物でしょうか。
公民館。丁字路の突き当たりに建つ建物です。近所での聞き取りで青年団の建物だったとのことでしたが、立地といい、それ以前の用途があったと思えてなりません。
旧集成館機械工場(慶応元年築)。現在、尚古集成館本館として使われています。
旧芹ヶ野島津家金山鉱業事業所(明治37年築)。島津家の経営していた鉱山の事務所の建物で、現在、磯庭園そばに移築され、レストランとして使われています。この日は、結婚式で貸切りになっていました。
旧島津興業吉野林業所(明治42年築)。当初、周囲の施設にあわせて建てられたお土産屋の建物と思っておりましたが、今回ちゃんと見てみると、細工のしっかりとしたホンモノの歴史的建造物でした。現在、磯工芸館という薩摩切子の販売所になっています。
旧鹿児島紡績所技師館(慶応3年築)。薩摩藩が、イギリスの近代技術を導入するために開いた集成館での、外国人技師のためのゲストハウスです。耐震問題のため、現在、建物内部への立入りが禁止されています。
岩崎邸(大正期築)。かわいいピンク色のハーフティンバーの洋館です。以前は通りからも建物を見ることができたのですが、敷地を切り売りしたのか、敷地角に新しいマンションが建っていました。
旧鹿児島県立第一高等女学校(昭和9年築)。現、鹿児島県立中央高等学校です。こちらも、コーナーがアールになった建物で、円形(?)の塔屋が付いています。
旧鹿児島県立第二鹿児島中学校(昭和5年築)。現、鹿児島県立甲南高等学校です。コーナーがアールで、ドーム状の塔屋の付いた特徴的な建物です。
旧鹿児島刑務所正門(明治41年築)。旧鹿児島刑務所は、司法省大臣官房営繕課の山下啓次郎設計による五大監獄の一つでしたが、昭和61年の移転にともない解体され、石造の正門だけがモニュメントのように保存されました。
旧大北海底電信中継所(明治4年築)。そろばんドックよりさらに4kmほど先にある、半分がコンニャク煉瓦で半分が天草石による不思議な建物です。まだ残っているか心配だったのですが、ちゃんと現存していました。
旧小菅修船所巻上げ機小屋(明治元年築)。「そろばんドック」の名で知られる古い造船所の機械室です。現存する日本最古の煉瓦造の建物で、「こんにゃく煉瓦」と呼ばれる、現在のJIS規格の煉瓦よりも薄い煉瓦で造られています。長崎市内の観光地からはちょっと離れた位置にあり、今回初めて訪れることができました。
三菱重工業長崎造船所史料館か? ここの史料館へは何度か見学を打診しているのですが、土日や祝日が休館のため、未だ希望を果たすことができません。史料館門と表示がありますので、造船所の外から見えるこの煉瓦造の大きな建物が史料館かとも思いますが、何だか違うような気もします。一度、造船所内へ入ってみたいものです。
三菱重工業長崎造船所の事務所棟。占勝閣を望む高台から見えた、階段室の塔屋にアールデコの飾りの付いたRC造の建物です。ドックに貼り付くように建っています。