中国林業事務所。タイルの飾りがかわいらしいです。
日本各地の近代建築探訪など
旭学舘。町家の看板建築ですが、切り抜き文字の文字額の存在感があります。
久世教会。入口のポーチや2階の窓上のアーチなどの木部の細工は、確かに古いものですので、あるいは旧の教会の部材を転用しているのかも知れません。
三村医院(大正期築)。久世の商店街のアーケードの中にあります。当初、真新しい感じがして、なんちゃって建築かと思って撮影しましたが、調べてみると大正期の建物とのこと。現役の医院です。
先週木曜日、会社帰りに「藤森建築と路上観察」展を見てきました。
この「藤森建築と路上観察」展は、昨年イタリアで開催された第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展の、凱旋帰国展です。イタリアの人々に、この奇妙な藤森建築が理解できたかどうか……。写真は樹上茶室ですが、まるで「ゲゲゲの鬼太郎の家」です。
また、路上観察学会の活動の記録のスライドは、懐かしく見入ってしまいました。もう、20年以上前の写真ですから。トマソンとか、純粋階段とか、原爆物件とか。本当に、懐かしいなぁ。
新宿の東京オペラシティアートギャラリーで、7月1日(日)まで。
http://www.operacity.jp/ag/exh82/index.html
旧遷喬尋常小学校(明治40年築)。国指定重要文化財。映画やCMなどでお馴染みの木造校舎です。勝手に、この校舎は丘の上に建っているものと思っておりました。そして、もっと大きな建物だと、思っておりました。中央部分の2階は、講堂になっています。
よくあるトタン看板の店舗です。雲型定規のような凸部が、中央ではなく右にずらしてあるのが面白いと思います。
高萩市商工会館。昭和20~30年代の建物かと思われます。細い筆記体の書体が面白いです。左右2つの入口から、かつては映画館か銭湯だったのではないでしょうか。2階左右の壁面が曲面を描いています。
石造の部屋と玄関です。石倉が座敷倉になっているというよりも、洋館付住宅の洋館部分が石造でできているというほうが正しいようです。玄関部分の細工も嬉しいです。
大谷石の石倉ですが、手前のテラス状になっている部分が四角い石蔵の原型のようにも思われます。
鈴木藤雄商店。ヘアーサロンいがらしの向かいにある、石造の酒屋さん。平でも多く見かけた、四角いタイプの石蔵です。
ヘアーサロンいがらし。いがらしパーマも併設されています。福島県の平でもそうでしたが、高萩でも大谷石の石倉が多く見られます。このヘアーサロンいがらしの特筆すべきは、石倉に豆タイルで装飾してある点です。
ここ連日、通勤で利用している電車が遅れます。春なので、通勤に慣れない新社会人や学生などが増えているせいかとも思いますが。
さて、今日の遅れの理由は「乗務員トラブル」のためだとか。車内アナウンスで流されましたが、「乗務員トラブル」って何? 初めて聞く遅延理由です。
asahi.comに、「乗務員が体調不良で運転を続けられなくなった」ために、「乗務員を交代した」と出ていました。
http://www.asahi.com/national/update/0419/TKY200704190047.html
それならそうと言えば良いのに。「乗務員トラブル」なんて、30年以上利用しているけれど、初めて聞きました。JR東日本に、問い合わせをしてしまいました!!
【追記】
その後、この「乗務員トラブル」を追っておりましたら、その電車に乗り合わせた方のブログがありました。
http://blog.goo.ne.jp/wi_shi918_sh/e/c9b5badfb640ebc17b4ac95e38c5c74e
「運転手さんぐったりしてんじゃん!!」という状況だったとは。危ないところでした。「乗務員トラブル」って、運転手急病じゃん!! 事故がなくて何よりでした。
あづま鮨。看板建築の鮨屋さんも、珍しいのではないでしょうか。
上田商事自動車部品。看板建築ですが、Nのマークは建物のかつての所有者の頭文字でしょうか。
力新堂接骨院(大正15年築)。市街中心部、国道沿いに建っています。
JR高萩駅舎です。美しく補修され、維持されています。いつも、近代建築を見つけたとき、何故ここにこうした建物が建ったのかを考えます。そして、さまざま調べてみます。高萩には、かつて炭鉱があり、その積出し駅として栄えたとのこと。
敷島浄水場旧水質試験場。フェンスと木立の中にチラリと見える建物です。何の建物か不明でしたが、お仲間の高橋伸一さんにご教示いただきました。
柴島浄水場旧第1配水ポンプ場(大正3年築)。現在、水道記念館として転用されています。桜が満開でした。
カトリック一関教会。昭和30年代くらいの建物でしょうか。
世嬉の一酒造の土蔵。現在、イベント蔵として転用されています。
世嬉の一酒造の酒蔵。煉瓦のあしらいが美しいです。現在、レストランとして転用されています。
世嬉の一酒造の精米蔵。現在、地ビールの醸造およびビアレストランとして転用されています。
世嬉の一酒造の仕込み蔵(大正7年築)。現在、酒の民俗文化博物館として転用されています。
林病院(昭和3年築)。緑色のペンキの色が、少々不調和です。