折尾駅前にある旅館。
日本各地の近代建築探訪など
醸造所の鉱滓煉瓦塀。正面側の荒れ方に比べ、裏側は美しく残っています。曲線が素敵です。
折尾駅前を散策します。折尾駅前に残る、西鉄の高架跡。煉瓦の組が丁寧です。
JR折尾駅(大正5年築)。鹿児島本線高架化にともない、解体のニュースが流れました。何とか残すことができないことか。
永楽館。明治築の芝居小屋です。戦後は映画館として使われましたが、昭和40年代には閉館となり、ずっと空家だったとか。現在、市の保存・復元事業が入り、2年後には芝居小屋としての再開をめざしています。桟敷、回り舞台、花道などが残っています。
事務所建築。1階部分をスクラッチタイルが覆っています。近くでは、あちこちで機織りの音が響いていましたので、あるいは繊維会社の事務所かも知れません。
「まちかどの近代建築写真展 IN 下関」が、10月21日(土)に開幕いたしました。山口銀行さん、下関市教育委員会の高月さんのご協力・ご尽力により、山口銀行旧本店を会場に開催することが実現いたしました。当日、午前8時30分より設営を開始し、11時までには全てを無事完了いたしました。お仲間の津村さん、そして九州大学の学生さん4名にもご協力いただき、試行錯誤しながらも素晴らしい展示となりました。会期は、10月27日(金)までです。
旧出石町役場の車寄せ部分。建物自体は解体されてしまいました。この車寄せを眺めると、その解体が惜しまれてなりません。
旧出石郵便局。現在は、そば屋さん兼おみやげ屋さんになっており、お客の途絶えることがありません。
旧出石郡役所(明治25年築)。昭和初期に、当初建っていた町役場の敷地から現在の場所へ移築。その際に、中央ポーチの上にベランダが載っていたのを、現在の姿に改めています。
醸造所。左側の装飾の付いた四角い部分は、何なのでしょうか。
旧亀城小学校本館(大正15年築)。大中肇設計によるRC建築です。現在、刈谷市郷土資料館として公開されています。
象潟の町でみかけた煉瓦倉庫と煉瓦塀。煉瓦倉庫は、新しそうに見えます。
象潟公会堂(昭和9年築)。何か見た目に違和感があったので、郷土資料館の方にうかがうと、基礎を打ち直し外壁を新しくしたとのこと。昔の写真と比べると、壁面の装飾も、少し違っているようです。
「きいろい☆ながれぼしの旅」
http://www7.big.or.jp/~ynisihir/jpg/tohoku/akita/kisakata_cho_kokaido.JPG
川口の看板建築。かつては、もっともっと建ち並んでいたのですが、再開発でその多くがマンションに変わってしまいました。
先日お知らせした「まちかどの近代建築写真展 IN 下関」の会場が、山口銀行旧本店という歴史的な銀行建築ですので、それにあわせて「現存する全国の銀行建築」のリストを作ってみました。
「現存する全国の銀行建築」リスト
http://www.jmam.net/matikado/bank.html
小道さんのデータを基に、ほんの少し小生の手持ちの写真を加えただけなのですが(汗)、それでも、これだけ集めると壮観ですよね。
このリストをもっと充実させるために、ぜひ皆さまのご協力をお願いいたします。「リストに載っていない銀行の建物を知っている」とか、「すでに解体された建物がリストに載っている」とかの情報提供をお願いいたします。画像もあると、大助かりです。
永瀬邸(昭和11年築)。ステンドグラスのある永瀬邸とは、通りを隔てた向いにあります。
永瀬邸の倉庫、門、塀。倉庫は、かつて発電所だったとか。
2004年より始まりました「まちかどの近代建築写真展」ですが、この度、山口県下関市の山口銀行旧本店(山口県指定有形文化財)を会場に開催することが決まりました。
お近くの方は、ぜひお出でくださいますよう、お知らせ申し上げます。
「まちかどの近代建築写真展 IN 下関」
・会期:2006年10月21日(土)~27日(金)(22日の日曜日は休)
10:00~17:00(21日午前に設営、27日午後に撤収)
・会場:山口銀行旧本店(山口県指定有形文化財)
山口県下関市観音崎町10-6
・主催:「まちかどの近代建築写真展 IN 下関」実行委員会
・料金:無料
「近代化遺産全国一斉公開2006」公開事業の関連行事として開催いたします。
永瀬邸(大正11年築)。敷地内に入ることができませんが、かろうじて、大きなステンドグラスがうかがえます。
旧田中徳兵衛邸(大正12年築)。登録文化財です。昨年までお住まいだった建物で、今年より常時一般公開が始まりました。
JR鷹ノ巣駅のランプ小屋。ちなみに、地名は鷹巣ですが、駅名は鷹ノ巣です。
鷹松堂。お菓子屋さんです。鷹巣の町も、モルタル塗りの看板建築が建ち並んでいます。
青森県との県境に近い鷹巣の戸嶋温灸治療院。鉄道わきにあり、車窓から見えた洋館を探し求めて、たどり着きました。
花巻森林組合の事務所です。半円形に張り出したホールの、何とモダンなこと。入口横の受付も、半円形です。
宮沢賢治の童話「黒ぶだう」の舞台といわれる菊池邸(大正15年築)。老朽化による解体のニュースが広まり、現在、保存運動がおきています。